◆第107回全国高校野球選手権南北海道大会 ▽準々決勝 札幌大谷 7―4 知内(12日・札幌円山)

 札幌大谷が知内に7―4で競り勝ち、4強一番乗りを決めた。

 初回に四球や敵失が重なって2点を先制する展開となったが、2回に先発右腕の岩渕英晃(3年)が四球や長短打を許し、同点に追いつかれた。

それでも4回に4者連続安打などで4得点を挙げ、勝ち越しに成功。5点リードの8回には食い下がる知内に2点を失うなど猛追されたものの、2死2塁からリリーフした磯貝栄心(2年)が後続を断ち切り、逃げ切った。

 準決勝進出は夏の甲子園初出場の2022年以来3年ぶりで、五十嵐大監督は「知内さんは粘りがあって、本当に苦しかった」と振り返った。準決勝(19日)、決勝(20日)が行われるエスコンフィールド北海道での試合は初めてだが、「エスコンのグラウンドを踏んだことがないので、打球の跳ね方などを考えていかないといけない」と話した。

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