◆第107回全国高校野球選手権和歌山大会▽2回戦 耐久4―2紀央館(12日・和歌山市紀三井寺)
公式戦初登板の中村綱二朗(2年)は「めちゃくちゃ緊張した。カーブが良かった」と119球、2失点(自責1)で完投した。
最速105キロ左腕は「サイドが自分の生きる道」と高校入学後に横手投げに転向。小2から野球を始め、中学までは外野手が主で投手経験は浅かったが、5月から本格的に投手を担い、現在はカーブに加えてチェンジアップ、カットボールを操っている。
阪神の大竹が手本の中村は19日の星林戦に向け「自分のできることをしてチームに貢献したい」と意気込んだ。