◆JERAセ・リーグ 阪神5―2ヤクルト(12日・甲子園)

 阪神が天敵を攻略し両リーグ最速の50勝に到達した。貯金は今季最多タイの18とした。

 0―2の4回無死満塁。大山が右前へ同点2点打を放つと、続く小幡が右前へ勝ち越し打だ。今季試合前時点で0勝2敗、防御率1・64と抑え込まれていたヤクルト・石川をKO。チーム一丸で球界最年長左腕を打ち砕いた。8回には小幡、坂本に適時打が生まれ突き放した。

 先発・デュプランティエは7回2失点で6勝目。4回に四球と連打で2失点したが、毎回の10奪三振。球団の外国人投手では2018年・メッセンジャー以来のシーズン100奪三振に到達した。105奪三振まで数字を伸ばし、DeNA・バウアーの98奪三振を超え、リーグトップにも浮上。虎のドクターKの勢いが止まらない。

編集部おすすめ