◆パ・リーグ ロッテ1―5西武(12日・ZOZO)
打線の組み替えがぴたりとはまり、ロッテに快勝。2018年9月9日に勝利してから7連敗中だったロッテ先発・種市相手に7年ぶりの白星となった。
10日に支配下復帰を果たし、この日「3番・DH」でプロ初スタメンとなった仲三河優太外野手が3打数1安打4打点。初回無死一、三塁の第1打席、種市の直球を振り抜いた打球はぐんぐん伸び、一瞬前進した左翼手がすぐさま後進。先制の左犠飛に「最低限の仕事ができた」と胸を張った。2―0で迎えた8回1死満塁の第4打席では前進守備を敷いていた右中間を真っ二つに破る走者一掃の3点三塁打。一気にロッテを突き放した。
投げては先発・与座海人投手が今季最長の8回を5安打1失点で3勝目。初回、2回と3者凡退の立ち上がり。3回以降は走者こそ許したが、要所を締め得点は与えなかった。前日のロッテ戦(ZOZO)は延長12回までもつれ、ベンチ入り26人のうち24人が出場。甲斐野央投手以外、計8投手の継投となったベンチを救った。