◆パ・リーグ 楽天7―0ソフトバンク(12日・楽天モバイル)

 ソフトバンクは散発4安打で9年ぶりの3試合連続完封負け。今季4勝9敗と相性の悪い楽天戦で、守備でもミスを連発。

試合後の小久保監督は「きょうは一言だけ。見ての通り。打てない、守れない。投手に迷惑かけっぱなし。以上」と早口でまくし立てた。

 3連戦3連敗を阻止するべく、13日の先発を託されたのは23年ドラフト1位の前田悠伍。昨年10月1日のオリックス戦(みずほペイペイ)以来、2度目の1軍登板となる。

 プロ初勝利を目指し、8日から1軍同行。11日には楽天モバイルのブルペンで調整を行った。「感覚は良かったです。いい調整というか、いいブルペンになったんじゃないかなと思います」と大阪桐蔭出身の左腕。ウエスタン・リーグでは11試合に登板し、5勝2敗、防御率1・07。

連続イニング無失点を37回2/3まで伸ばし、昇格チャンスをつかんだ。「1軍のマウンドは久しぶりの登板なので、今まで2軍でやってきたことを全部出せたらいいなという風に思っているので、意識しすぎず、やりたいなと思う」と意気込みを示した。

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