◆JERAセ・リーグ 阪神5―2ヤクルト(12日・甲子園)

 阪神・小幡竜平内野手が2安打2打点でヒーローになった。

 4回、同点に追いつきなおも無死一、三塁。

右前へ勝ち越し打を放った。さらに8回2死一塁では左中間を破るダメ押しの適時二塁打。7年目で自身初の2ケタ打点に到達し「もっともっと積み重ねていけるように」と高みを見据えた。

 試合前時点でチームの6番打者の打率は2割2厘(282打数57安打)。9番を除き最も低かった。開幕から前川ら計10人が起用されてきた中、7戦ぶりに6番に入った小幡が奮起。「一打席一打席内容良くというのはテーマとしてやっているので、その中で結果が出たことはよかった」。24歳が“虎の泣きどころ”で輝いた。

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