◆イースタン・リーグ 巨人10―0日本ハム(12日・ジャイアンツタウンスタジアム)

 巨人の戸郷翔征投手(25)が12日のイースタン・日本ハム戦(G球場)に先発。不振で6月下旬に2軍降格後、初の実戦登板で、3回40球を投げて2安打無失点1奪三振、球場表示で最速150キロをマークした。

直球をテーマに3週間ぶりの登板に臨み、「まだ直球の強さだったり、力を入れすぎるところもあった。修正しながらやっていけたら」と冷静に自己評価した。

 次回は中6日程度の間隔で登板予定。イニングを4~5回程度に伸ばす見通しで、桑田2軍監督は「今のところは順調じゃないですかね。引き続き直球を磨いていくことが復活への鍵になる」と指摘した。完全復活を目指すエースは「同じテーマを継続することも一つだし、一つ一つの精度を高めていくことも重要。しっかり結果を求めながらやっていきたい」と力を込めた。

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