ジャッジが通算３５０号　通算１０８８試合でスピード記録を大幅に更新　「チームメート全員に感謝」
９回、２ランを放ったヤンキース・ジャッジ（ロイター） 画像（1枚）

◆米大リーグ　ヤンキース２―５カブス（１２日、米ニューヨーク州ニューヨーク＝ヤンキースタジアム）

　ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が１２日（日本時間１３日）、本拠地・カブス戦に「３番・右翼」で先発出場し、４試合ぶりの３５号を放ち、メジャー通算３５０号に到達した。ア・リーグ本塁打王争いでトップのローリー（マリナーズ）に３本差に迫った。

　完封負け目前の９回だった。最後まで残っていたヤンキースファンにビッグプレゼントだ。無死二塁、この回から代わったばかりの右腕ケリーに簡単に２ストライクと追い込まれたが、３球目の１５７キロの直球を右中間スタンドにたたき込んだ。

　通算１０８８試合目の３５０号到達は、従来のスピード記録、マーク・マグワイアの１２８０試合を大幅に更新した。また、前半戦３５本は昨年の３４本を抜いて自己最高ペースだ。

　ジャッジは試合後、「正直言って、特に思うところはない。勝っていれば、そういった記録もより素晴らしいものになったと思う。自分はこれまで多くの素晴らしいチームメートに恵まれてきたし、良いチームに所属してきた。自分のベストなパフォーマンスを出せるような環境を彼らが整えてくれていた。だから（この記録達成は）チームメート全員に感謝している」と話した。

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