◆米大リーグ パドレス―フィリーズ(12日、米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク)
パドレス・松井裕樹投手(29)が12日(日本時間13日)、本拠地・フィリーズ戦で1点リードの8回2死一塁から登板。1/3回を1安打無失点で2試合連続無失点とした。
この日が39試合目の登板となった松井は右の代打・ケンプに右前打を許し、2死一、三塁と同点のピンチを招いたが、最後は9番・マーシュを91・9マイル(約147・9キロ)直球で遊飛に打ち取り、マウンドを降りて小さくほえた。
今季の松井は6月19日(同20日)の敵地・ドジャース戦では9回に緊急登板してメジャー初セーブを記録し、2年目で通算100登板にも到達。6月は月間防御率7・71と打ち込まれる試合もあったが、貴重な左のリリーフとしてこの日は存在感を見せた。
この日、パドレス先発は右肘炎症などからメジャー復帰2戦目のダルビッシュ有投手(38)だった。右腕の前回登板では2番手で直接バトンタッチされた松井だが、2試合連続で先輩の試合で登板した。