◆米大リーグ エンゼルス―ダイヤモンドバックス(12日、米カリフォルニア州アナハイム=エンゼルスタジアム)
ダイヤモンドバックスのユジニオ・スアレス内野手が12日(日本時間13日)、敵地のエンゼルス戦に「4番・三塁」で先発。3試合ぶりの30号、31号を菊池雄星から放ち、本塁打ランキングでシュワバー(フィリーズ)を抜き、リーグトップの大谷翔平(ドジャース)に1本差とした。
2回先頭打者で打席に立ったスアレスはフルカウントと粘り、菊池の8球目、低めのスライダーを中堅左にたたき込んだ。角度37度、打球速度109・9マイル(約177キロ)と高く舞い上がり、飛距離434フィート(約132メートル)。
そして4回1死無走者。ボール1から今度は外角低め、見逃せばボールの球を右翼方向にコンパクトに打ち返し、右翼フェンスを越えた。24度のライナー、打球速度105・2マイル(約169キロ)、飛距離388フィート(約118メートル)。菊池は呆然と打球を見送るしかなかった。
これで打点数も77となってナ・リーグトップタイに浮上した。