◆米マイナー ルーキーリーグ ACLアスレチックス9X―8ACLダイヤモンドバックス(12日、米アリゾナ州メサ=リー・ウルフ・トレーニング・コンプレックス)

 ACLアスレチックスに所属する森井翔太郎内野手(18)が11日(日本時間12日)、ルーキーリーグの本拠地ACLダイヤモンドバックス戦に「1番・遊撃」で先発出場。4回には適時打を放つなど、3打数1安打2打点の活躍でチームの勝利に貢献した。

試合後取材に応じ「勝てなかったら自分が打ってもチームに貢献してるという感覚があまりないので、まずは勝てたことが1番今日はうれしいですね」と、充実感を漂わせた。

 1点リードの4回2死一、二塁から迎えた第3打席には、甘く入った高めの直球を捉えて右中間に適時二塁打。さらに4―4で迎えた6回無死満塁の第4打席では押し出しの四球を選んだ。「相手ピッチャーがストレートを続けて投げてきていたので、ずっとストレートを張っていた。甘い球が来たら打つというところをずっと意識しているので、そこがしっかり結果として現れた打席かな」と手応え。チームは8回に4点差を追いつかれたが、8―8で迎えた9回にサヨナラ勝利を収めた。

 アリゾナで行われているルーキーリーグのACLは1シーズンが約60試合。9試合を残し、森井は1年目の今季はここまで34試合に出場し、115打数30安打2本塁打、20打点で打率2割6分1厘をマークしている。

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