◆第107回全国高校野球選手権大阪大会▽2回戦 大院大高10―0門真なみはや=6回コールド=(13日・GOSANDO南港)
大阪大会は2回戦が行われ、大院大高が門真なみはやに6回コールド勝ちで初戦を突破した。昨夏は優勝候補とされながら初戦敗退を喫しただけに、辻盛英一監督は、「めちゃくちゃ嫌でした(笑)。
試合の均衡を破ったのは1年生の林将輝一塁手。0―0の3回、昨年のU―15W杯で日本の初優勝に貢献したルーキーの三塁打を機に2点を先制した。4回は鶴丸巧磨遊撃手(2年)の左前打と盗塁で好機を作り、さらに2点を追加。その後も得点を重ね、6回コールド勝ちを決めた。
昨年は、春に大阪桐蔭と履正社を破って優勝。V候補として夏に臨んだが、初戦で同志社香里に1―2で敗れた。同年秋は3位で近畿大会1勝も、センバツ出場はならず。今春は5回戦で履正社に3―4で敗れた。「この夏は(大阪桐蔭と履正社の)2強を破って甲子園に出たい」と鶴丸。次戦は北かわち皐が丘と対戦する。