◆第107回全国高校野球選手権 京都大会 ▽2回戦 龍谷大平安9―0京産大付=7回コールド=(13日、あやべ・日東精工スタジアム)

 2回戦が行われ、シード校の龍谷大平安が京産大付に9―0で完封勝利した。

 龍谷大平安は初回1死二、三塁、4番・上田愛輝(あいき)捕手(3年)が遊撃手強襲の鋭い打球で2点を奪うと、続く5番・高田唯斗一塁手(3年)が1ストライクから左翼への2ランホームラン。

一挙4点を挙げた。

 5点リードの5回は、本塁打を放った高田から始まり、5者連続安打で3得点。6回には4番・上田が左翼へダメ押しの本塁打を放ち、1点を追加。春に4強入りした打撃力を見せつけた。

 投手陣は先発の高信春太から山本陽斗、河内慶、鏡悠斗(いずれも3年)が完封リレー。エースの臼井夏稀(3年)を温存しての7回コールド勝ちとなった。

 4月にOBで元オリックス投手の川口知哉氏がコーチから監督に就任。春は3位と結果を残した。夏初陣となった指揮官は「全体的に経験させたかった。投手は四球が多い。負けにつながるから、そこはシビアに」と計5四球を指摘。「打者は芯に当てることを意識させて、打たせている。

状態は良かったから(本塁打が)出てもおかしくない」と手応えを口にした。

 龍谷大平安は2018年以来の夏の甲子園を目指す。

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