◆米大リーグ エンゼルス―ダイヤモンドバックス(12日、米カリフォルニア州アナハイム=エンゼルスタジアム)

 エンゼルスの菊池雄星投手が12日(日本時間13日)、本拠のダイヤモンドバックス戦に先発。5回2/3を6安打5奪三振1四球の3失点。

5回まで本塁打王を争うスアレスにソロアーチ2本だけで、他の打者をノーヒットに抑えていたが、6回に3安打されて1点を追加され93球を投げて、マウンドを2番手に譲った。

 この日の菊池は心配されたコントロールが安定しており、5回まで四球はわずか1。ただ4番に座ったスアレスだけには2回、フルカウントからのスライダーを中堅左に運ばれ30号、4回1死にはカウント0―1からの2球目の直球を右翼席に運ばれ31号を献上した。初のセットポジションとなった5回2死一塁でもくせ者マルテを中飛に抑えた。

 6回はスアレスに左翼大飛球を飛ばされ、続くネイラーには左肩を直撃する打球を受けるアクシデントがありながらも続投したもののグリチェクに適時打を許し降板。なおも2死二塁のピンチが続いたが、2番手ゼファジャンがしのいで計3失点だった。

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