◆第107回全国高校野球選手権北北海道大会 ▽1回戦 クラーク2―1遠軽(13日・旭川スタルヒン)

 2年ぶりの夏の甲子園出場を目指すクラークが、2―1で遠軽に競り勝ち、4年連続の8強入りを決めた。

 先発マウンドに上がったエース右腕・辻田丞(3年)は、変化球主体の投球で粘りの投球を続け、6回まで無失点。

7回は外野手が転倒する不運で二塁打を許し、2死一、三塁から自身の暴投で先制点を献上したものの最少失点でしのいだ。

 1点ビハインドの7回に9番・穴田晃生遊撃手(2年)の適時打で同点に追いつくと、8回は相手外野手の暴投で勝ち越し。この日初めてリードをもらった辻田は、6月の地区予選で148キロを計測した直球で9回のピンチをしのぎ、初戦を突破した。

 次戦は昨夏決勝で敗れた白樺学園戦。佐々木啓司監督は「リベンジさせてもらう。作戦はない。打てば勝つ。打つ薬をまくわ」と笑みを浮かべた。

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