◆イースタン・リーグ 巨人―日本ハム(13日・ジャイアンツ球場)

 「左大腿二頭筋筋損傷」で離脱していた巨人の若林楽人外野手(27)が13日のイースタン・日本ハム戦(G球場)で約1か月ぶりに実戦復帰。「6番・DH」でスタメン出場し、1打数無安打だった。

 1点リードの初回2死二、三塁で打席へ。浅利の投じた真ん中高めの直球を捉えて痛烈な打球を放ったが、遊直だった。この日は1打席で交代。「バットに当たって良かった。久々の実戦でタイミングを合わせてバットに当たったので、とりあえずはいいかな」と汗をぬぐった。

 若林は6月12日に負傷。着々とリハビリを進めて、実戦復帰にこぎ着けた。プレーする中での患部の状態については「気にならずにできている」と語る。今後は出場後の体の反応などを確認した上で、打席数を重ね、守備にも就いていく見込みだ。「状態を上げられるようにやっていきたい」とさらなる前進を見据えた。

 今季はキャリアハイを更新する52試合に出場して、打率2割6分5厘、3本塁打、14打点、6盗塁をマーク。走攻守3拍子そろったプレーと勝負強さを発揮してレギュラーの一角を担ってきた。

再びチームに勢いをもたらすべく、調整を進めていく。

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