◆選手権山梨大会▽日本航空3―0東海大甲府(13日、山日YBS球場)
完璧な内容での返り討ちだった。昨夏の県大会決勝の再現となった初戦は行き詰まる投手戦。
「(投手の)柳沢(拓輝=3年)と高木(秀人=3年)が順調だったし、そうは点を取られないと思っていました。よく守ってくれたし、鈴木君から点を取れたのが大きいです。決勝と同じくらいお客さんも入って感謝ですし、いい雰囲気で臨めました」と豊泉啓介監督(40)。
昨夏に聖地の土を踏んだが、真チームになった秋、春と山梨学院の前に完封負け。悔しさ胸に臨む大会だ。「全員で悔しさをぶつけて、甲子園に行くしかないと思っています」とは決勝打を放った平井。連覇へ気持ちで向かう。