◆JERAセ・リーグ 中日3×―2広島=延長10回=(13日・バンテリンドーム)
中日がサヨナラ勝ちで今季3度目の4連勝を飾った。10回先頭の田中が右前打。
以下は試合後の井上一樹監督の一問一答
―サヨナラ勝ち
「ボスラーが決めてくれましたけど、田中がヒットを打って、シチュエーションをつくってこられたのが大きかった。最後は『ジェイソン、頼むぞ』と、決めてくれると思っていました」
―初回に2点を先制
「結局『スミ2』になって苦しい展開にしてしまった。広島さんが5回から栗林投手を出してきて、継投で来る形になって。どんどん駒を使う戦い方か、後方待機のような形を取るか。きょうに限っては、後方待機という形になってしまいましたけど、それが良かったかなと思います」
―ボスラーが好調。数字はまだ物足りないが
「うちの選手は打撃成績表になかなか名前が載っていないけど、それでも戦っていかないと。
―ボスラーは良くなったか
「良くなったというか、数をこなして相手投手を勉強して。ジェイソンは真面目だから、勉強をすごくする。徐々に自信になりつつあるかなと思います」
―投手陣も踏ん張った
「きのう、大野雄大が完投してくれたことがすごく助かりました。3連投はさせない方針ですけど、きょうは『誰でもいけるよ』という形で投入できたので」
―松葉も7回まで
「(同点を)すみませんといっていたけど、らしい投球だった。ヒットがポンポンと出ることが目立つので。前半の無双の松葉からは、少し今はお疲れかなというところもあるので。それも含め、次の登板はどこがいいかを考えたいと思います」
―12日に右肘に死球が当たった上林は
「にぎやかな人間ではないのは、みなさんもご存じだと思うけど…。ベンチにおったら、おるんか、おらんのか分からんな(笑い)。出ないんだったら声くらい出せよな。
―次は阪神戦
「おべんちゃら抜きで、本当に強いタイガース。選手の士気、挑んでやるという気持ちをくみながら、僕もポジティブに戦います」