◆JERAセ・リーグ 阪神2―1ヤクルト(13日・甲子園)

 阪神がリーグ戦再開後、5カード連続の勝ち越しを決めた。

 打の主役は4番・佐藤輝だった。

6回無死二塁で右腕・アビラの浮いたチェンジアップを強振。打った瞬間に確信する右翼への先制2ランを放った。85試合目で自己最多タイの24号に到達。打球速度は驚がく181キロの弾丸アーチで甲子園を沸かせた。

 投げては、先発の伊藤将が7回3安打無失点で無傷の4連勝だ。試合前には人気イベント「ウル虎の夏」の特別ゲストとして訪れた横浜高の先輩で俳優の上地雄輔にあいさつ。激励を受け、快投で応えた。

 チームは連勝で今季最多の貯金19。11日の今カード初戦に敗れて12連勝を逃したが、再び快進撃の予感だ。

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