◆JERAセ・リーグ 阪神2―1ヤクルト(13日・甲子園)

 ヤクルトは先発のペドロ・アビラ投手が5回まで無失点の好投も6回に佐藤輝に痛恨の決勝2ランを被弾した。打線は9回に山田哲人内野手が意地の適時二塁打を放ち通算900打点としたが、あと一歩及ばず。

カード勝ち越しを逃した。

 2点を追う9回に山田の適時二塁打で1点を返し、なおも1死二、三塁の場面で増田の右飛で三塁走者の武岡がヘッドスライディングで本塁生還を狙うも、右翼手・森下からの好返球で憤死。リプレー検証が行われたが、判定は覆らなかった。高津臣吾監督は「惜しかったね。最後まで諦めずね、なんとか、なんとかというふうには思っていたんだけど」と振り返った。

 相手先発の伊藤には前回6月29日の一戦(神宮)で完封を許しており、計16イニング連続無得点と打ちあぐねた。

編集部おすすめ