◆JERAセ・リーグ 阪神2―1ヤクルト(13日・甲子園)
浜風は関係なかった。両軍無得点の6回無死二塁、阪神・佐藤輝が右翼へ先制2ラン。
3戦ぶりの一撃でシーズン40本ペース。「本当にいいペースできている」。球団の40発以上は、入団が阪神の日本人選手に限れば、85年の掛布以来になる。独走する本塁打王も、同条件では84年の掛布以来となる。日曜日は曜日別最多7本目。サンデー輝の快音に藤川監督は「研ぎ澄まされた集中力」と、たたえた。
チームは交流戦後5カード連続勝ち越しを決め、貯金は同最多19。