◆第11回支部長杯 北海道ガス大会 最終日(13日・札幌モエレ沼公園野球場)札幌北広島ボーイズB6×―5札幌北広島ボーイズ(延長8回タイブレーク)

 決勝で、札幌北広島ボーイズBが延長8回タイブレークの末、札幌北広島ボーイズに6―5でサヨナラ勝ちし、大会初優勝を飾った。

 仲間との死闘を制した。

7回を終え、5―5の同点で突入した延長タイブレーク。8回表の守備を0点でしのいだ札幌北広島Bは、先頭打者の6番・近藤周吾(3年)が1死満塁のフルカウントから左前適時打を放った。劇的なサヨナラ勝ちに導き、大会最優秀選手にも選ばれた近藤は「気持ちよかった。直球が来たので迷わず振り抜いた」と頬を緩めた。

 同門対決は、戦力が均衡になるようにチーム分けされた。出場が決まっている関東大会(8月9日開幕・群馬ほか)のメンバー入りを懸け、試合は激しさを極めた。控え捕手の近藤は「スタメン争いで負けてられない」と新たな刺激を加え、次なる大舞台を目指す。

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