◆米大リーグ ヤンキース1―4カブス(13日、米ニューヨーク州ニューヨーク=ヤンキースタジアム)

 カブスの鈴木誠也外野手が13日(日本時間14日)、敵地ヤンキース戦に「3番・右翼」でスタメン出場し、5打数2安打で勝利に貢献した。打点はなかった。

打率を2割6分3厘としてキャリアハイの25本塁打77打点で前半戦を終えた。今永昇太投手は7回2安打1失点の圧巻の投球を披露して6勝目(3敗)を挙げた。

 鈴木はブッシュの先頭弾で先制した初回無死一塁で、先発の今季6勝右腕のウォーレンから左前にポトンと落ちる安打。3回1死では三ゴロ。5回1死の第3打席は三直。7回2死での第3打席は2番手のサイド左腕ヒルから右翼ジャッジの頭上を越す逆方向への二塁打で出塁し、続く“弟分”クローアームストロングの遊撃適時内野安打で好走塁で生還し、チーム4点目を挙げた。9回1死の第5打席は空振り三振だった。

 今永はスタントンに許した4号ソロによる1点のみに抑えるハイクオリティースタート(7回以上自責2以下)で、初対決のジャッジに対しては3度の対戦で2三振を奪った。

 初回2死で迎えたジャッジとの最初の勝負ではスライダー2球で追い込むと、3球目は83・5マイル(約134・4キロ)のスプリットでタイミングを外して空振り三振。ジャッジは悔しさをにじませた。

 4回に迎えた2度目の対決では、今永が3球で早々に追い込むと、ジャッジコールが起きる中、カウント1―2から最後は低めギリギリの83・7マイル(約134・7キロ)のスプリットで見逃し三振に斬った。7回1死での第3打席も決め球はまたもスプリット。

カウント2―2から内角低め83・7マイル(約134・7キロ)のスプリットで遊ゴロに打ち取った。

 昨季はヤンキース戦での登板はなく、メジャー2年目左腕はジャッジと初対戦だった。

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