鈴木誠也、自己最多の２５本塁打、７７打点で前半戦終了「周りの選手に感謝」　「疲れた（笑）」と本音も
７回、二塁打を放った鈴木誠也（ロイター） 画像（1枚）

◆米大リーグ　ヤンキース１―４カブス（１３日、米ニューヨーク州ニューヨーク＝ヤンキースタジアム）

　カブス・鈴木誠也外野手（３０）が１３日（日本時間１４日）、敵地・ヤンキース戦に「３番・右翼」で先発出場し、５打数２安打でチームの勝利に貢献した。打点はなく、すでに自己最多となる２５本塁打、７７打点で前半戦を終えた。

打率は２割６分３厘となった。

　「チームが勝ったので良かったと思いますし、前半戦いろんなことありましたけど、チーム状況もすごくいい中で前半戦を終えられたんじゃないかなと思います」と振り返った。

　鈴木は１点リードの初回無死一塁の第１打席で左前にポトリと落ちる安打で２試合連続ヒットとすると、７回２死の第４打席では右翼・ジャッジの頭上を越す二塁打で出塁し、続く「ＰＣＡ」こと、弟分のクローアームストロングの遊撃適時内野安打で好走塁を見せて二塁から一気に生還した。

　鈴木は右手首痛で４試合に欠場したが、前半戦は９２試合に出場し、２５本塁打はＰＣＡと並んでリーグ４位タイ、７７打点は同２位タイとタイトルを狙えるところにいる。「打点は前に走者がいないとなかなかつながらないところもあるので。そういった面では本当に周りの選手に感謝っていう形になるんですけど」と頭を下げ、「やっぱり周りが作ってくれているチャンスなので、何とか１点でも取れればいいなという思いで打席には入っている」と明かした。

　ポジションの兼ね合いでオールスター選出は逃したが、「疲れた（笑）」と本音もこぼれた誠也。つかの間のリフレッシュを経て後半戦に臨む。

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