◆米大リーグ ジャイアンツ2―5ドジャース=延長11回=(13日、米カリフォルニア州サンフランシスコ=オラクルパーク)

 ナ・リーグ西地区首位のドジャースが13日(日本時間14日)、敵地でジャイアンツに勝って2連勝で前半戦を締めくくった。先発した山本由伸投手(26)は、7回91球で3安打無失点7奪三振の好投。

「1番・指名打者」でフル出場した大谷翔平投手(31)は、今季の登板翌日では初安打を放つなど3打数1安打2得点だった。ドジャースは9回1死から追いつかれたが、延長11回にフリーマンの中前適時打で勝ち越した。

 この日で、前半戦が終了。58勝39敗の貯金19のリーグ最高勝率、最多勝で後半戦に突入することになった。前半は序盤で先発ローテのスネル、グラスノー、佐々木が次々に離脱。リリーフもフィリップス、コペック、トライネンら中心選手が離脱し、打線もベッツの状態がなかなか上がらないなど苦しい台所事情ではあったが、昨季のワールドシリーズ王者らしく首位にたっている。

 2日前の11日(同12日)までは8年ぶりの7連敗を喫していたが、2連勝締め。ロバーツ監督は「オールスター前に首位でいられることはポジティブだ」とうなずきながらも「やらなければいけないことはたくさんある。(課題は)すべてだろう。投手陣、走塁面、守備面。打線ももっと調子を上げてほしい。もっと出来るはずだ」と期待を込めていた。

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