阪神は8、9、10日に敵地マツダスタジアムで広島と対戦した。佐藤輝が8日は0―0の初回1死二、三塁から中前2点適時安打、9日は1―1の3回に1死二、三塁から二ゴロで勝ち越しとなる1打点を挙げた。

10日は2回に先制の右越え本塁打を放ったが、その後逆転されたため、同一カード3連戦の3試合連続決勝打とはならなかった。同一カード3連戦の3試合連続決勝打なら阪神では50年の2リーグ制以降では5人目になるところだった。過去の4人は以下の通り。

 ▽1972年8月12~13日 ヤクルト戦(西京極)カークランド

 ▽1973年10月5~7日 中日戦(甲子園)藤田平

 ▽2015年5月26~28日楽天戦(甲子園)福留孝介

 ▽2016年8月12~14日中日戦(京セラドーム大阪)江越大賀

 13日のヤクルト戦でも先制の2点本塁打が決勝打となった佐藤輝。7月に入ってから11勝1敗とセ・リーグで独走態勢に入っているが、佐藤輝の活躍がチームを引っ張っている。

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