ドジャース・大谷翔平投手(31)が14日(日本時間15日)、15日(同16日)にブレーブスの本拠地・ジョージア州アトランタで行われるオールスターの前日に恒例行事となっている各選手の個別取材に登場し、日米メディアに対応し、2026年WBCに言及し、「チーム全体としてポストシーズンを見据えている。今はケガで離脱している選手も含めて無理することなくというか、ポストシーズンに合わせていっている状況だとおもうので。
23年の第5回大会では投打の柱として侍ジャパンを3大会ぶりの優勝に導いた。宿敵・米国代表はヤンキースのジャッジが初出場で主将を務め、パイレーツのスキーンズ投手、ロイヤルズのウィットの出場を発表。ドジャースのベッツ、エンゼルスのトラウトらも出場に意欲を示している。大谷は、4月にも「選んでいただけるならそれは光栄なことですし。まずはそこまでの成績というか、立場も含めてしっかりとしたものを今年1年また、示していかないといけない」と言及していた。
ドジャース2年目となる今季は、ここまで95試合で打率2割7分6厘、60打点、リーグトップの32本塁打をマーク。この日行われるホームランダービーは、「現行のルールだとなかなか厳しいので、今のところチャンスはないかな」と不参加。本塁打競争は体力面などの問題から21年に1度出場しただけでその後は参加していない。
オールスターは21年から5年連続5度目の出場となる大谷。ナ・リーグ指名打者部門でリーグ最多の396万7668票を集めて選出され、5年連続のスタメン出場が決まった。初選出から3年間は毎年2打席に立ち、安打はエンゼルス時代の22年にカーショー(ドジャース)からマークした中前安打の1本。