広島の床田寛樹投手が14日、マツダスタジアムで次回登板の15日のDeNA戦(マツダ)に向けて調整した。自身が4回3失点で6敗目(7勝)を喫した8日の阪神戦(マツダ)からチームは6連敗。
チームは7月ここまで2勝8敗。球団ワースト月間20敗を喫した昨年9月の苦い記憶がよみがえる苦戦ぶりだ。
「この2試合、僕もあまり良くないけど、ネガティブなところよりはポジティブに考えて。前回も点は取られたけど、ガツンと打たれたわけではないから、昨年(9月)とは違う」
前回登板まで2戦連続で初回に2失点した。リーグ戦再開後、打線は15戦連続で3得点以下。1959年の17試合連続以来、66年ぶりという歴史的貧打にあえいでいる。先取点献上は致命傷となる。
「この2試合は初回の先頭に打たれて、そのまま1点ではなくて、2点入っている。今の状況的に、相手ピッチャーのことも考えて2点は厳しいと思う。
本拠マツダでのDeNA戦は、21年10月13日の黒星を最後に9戦5勝。3年間負けなしという好相性を誇る。
「ハマスタ(横浜)だと、どれだけリードしていても何かあるんじゃないかという気持ちになる。マツダはハマスタほど狭くないので、攻め方も変わってくる。ある程度、思い切っていけるんじゃないかと思う」
攻めの姿勢でチームの窮地を救う。