広島は14日、「ピースナイター」として開催する8月13日の阪神戦(マツダ)の概要を発表した。今年は被爆80年を迎え、18回目の開催となる今年は「継承」がテーマ。
吉川は、同郷の奥田民生と地元・広島を盛り上げるべく2月に新ユニット「Ooochie Koochie(オーチーコーチー)」を結成し、3月に球団公認の応援歌「OK」を発表した。
当日の試合は、新井監督、コーチ、選手全員が特別ユニホームを着用して臨む。胸に「Peace」、背中に「HIROSHIMA」の文字と「8・6」の記憶と歴史の継承の願いを込めた86番を背負う。袖には原爆ドームと鳩が描かれた「ピースワッペン」がデザイン。特別ユニの着用は、被爆70年だった15年以来となる。
その他、5回裏終了時には、来場者全員に配布する緑が基調の「ピースナイター新聞」を掲げるとともに、原爆ドームと同じ高さ25メートルにあたる席(内野2階席最上部)の観客が赤色の「ピースポスター」を掲げて「ピースライン」を表現。さらに吉川が、恒久平和を願ってジョン・レノンが作詞作曲した「イマジン」をアカペラで歌唱。グラウンドでは、高校生を中心に中学生、小学生と世代の異なる子どもたちによる「祈りの輪」のパフォーマンスなどが実施される。