オリックス・湊通夫球団社長が14日、岸田護監督の前半戦の戦いぶりを評価した。都内でNPBのオーナー会議に代行として参加後、取材対応。
具体例を挙げたのが、方程式の奮闘。チームは現在、投手陣全体の防御率がリーグ5位の3・26に沈む。それでも「勝ちパターンの防御率を見ていただいたら、かなり低い」と分析。実際、守護神のマチャドは1・62、主に8回を投げるペルドモは1・88、シーズン途中に新加入の岩崎は1・64と安定感を光らせる。「そこがうまく機能して、この成績が維持できている。まだまだ前半を折り返したところ。ここからが勝負なので、頑張ってもらいたい」と期待を込めた。
この日の会議では、プロ野球2軍公式戦の「1リーグ3グループ制」が承認された。湊社長は「オリックスとして何かプラスになる、マイナスになるというよりは、全体的に新しいことをやっていくのはすごくいいことだと思う」と評価した。