◆第107回全国高校野球選手権京都大会▽3回戦 福知山成美2―4京都共栄学園(14日・あやべ・日東精工スタジアム)

 京都共栄学園が”福知山ダービー“を制し、16強入りを決めた。

 1―2の8回、巨人・大勢の恩師である木谷忠弘監督は「お前ら、歴史変えるんちゃうんか」とナインに声をかけた。

すると山下颯真右翼手(3年)が四球で出塁し、盗塁と犠打で三塁へ。4番の足立壮真一塁手(3年)は「4番はこのチャンスで絶対打たないといけない」と覚悟を決め、左前に同点打を運んだ。さらに中堅手の失策と竹内啓介三塁手(3年)のスクイズで逆転した。

 9回8安打2失点で完投した小林海翔投手(3年)は「絶対に逆転してくれると信じていた」と援護に感謝した。次戦は昨夏甲子園Vの京都国際。春夏通して初の甲子園出場へ、歴史を塗り替える。

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