阪神・高橋遥人投手(29)が275日ぶりに1軍マウンドに上がる。15日の中日戦(甲子園)に先発する左腕は、1軍では昨年10月13日のCS第1ステージ・DeNA戦(甲子園)以来の登板。
この日は甲子園で行われた投手指名練習に参加。キャッチボールなどで最終調整した。2軍では3登板で計9回無失点。直近の2日のソフトバンク戦(タマ筑後)では先発し、5回6安打無失点と好投していた。
藤川監督が「不死鳥」と称するなど、度重なる手術から何度もはいあがってきた高橋。昨年は左手首にプレートを埋め込んだ状態で1軍で5試合に登板し4勝1敗だった。“完全体”での復活に「結果にこだわってやっていきたい」と誓った。(直川 響)