アスレチックスとマイナー契約を結び、傘下ルーキーリーグのACLアスレチックスに所属する森井翔太郎内野手(18)が、近日中に投手としても本格的に始動することが13日(日本時間14日)、分かった。東京・桐朋高では通算45本塁打&最速153キロを誇り、球団は投打二刀流で育成する方針だった。

T・エスメイ監督は「あと1週間ほどで、野手としてのシーズンを終える。その後、彼の投球を見ることになる」と明言。9月のインストラクショナルリーグでの投手デビューを目指す。

 3月のキャンプから野手に専念し、5月からのリーグ戦・ACLでは遊撃のレギュラーとして34試合で打率2割6分1厘、2本塁打20打点をマーク。24日(同25日)の本拠地ACLカブス戦が最終戦となる。指揮官は「理解力が本当に高い。シーズンを通して成長がわかる。とにかく打球が速い」と評価。前例なき挑戦をする18歳が投手としても確かな一歩を踏み出す。

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