2軍調整中の巨人・田中将大投手(36)が14日、再昇格への覚悟を語った。次回先発予定の16日・日本通運戦(G球場)に向け投手練習に参加。

「1軍のマウンドで投げて、寄り添っていろいろ教えてくれた、見守ってくれた人たちに対して結果で見せたい」と思いを打ち明けた。

 5月の登録抹消から2か月。2軍では中6日で回り、4勝2敗、防御率3・62。フォームのズレや故障による近年の不振を振り返り「長い時間かけて、僕自身が少しずつ崩れていった。それが大崩れになって今がある。今年チームも変わって、コーチやトレーナー、見てくれる人も変わっていろんなことを教えていただいて、発見があって。少しずつ積み上げてこられていると思う」と右肘手術明けで苦しんだ昨季からの前進を口にした。

 この日も久保巡回投手コーチによる密着指導を受けた日米198勝右腕。「目の前の1試合、どこで投げようが自分のピッチングを見せる」と改めて再起を誓った。

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