ドジャース・大谷翔平投手(31)が14日(日本時間15日)、15日(同16日)にブレーブスの本拠地・トゥルイストパーク(米ジョージア州アトランタ)で行われるオールスター戦に「1番・DH」で先発出場することが発表された。この日は前日の恒例行事となっている各選手の個別取材に登場し、球宴当日は4月に第1子となる長女を出産した妻・真美子さん(28)と来場することを明かした。

 「(明日は)妻と(レッドカーペットを)歩きます。(長女とデコピンは)来てはいます。どこかで見るのかなとは思いますけど、一緒には。(長女は)まだ歩けないので」と明かした。昨年は球宴当日恒例のレッドカーペットに真美子夫人と登場。裏地に愛犬・デコピンがデザインされたスーツで現れて話題を呼んでいた。

 ドジャース2年目となる今季は、ここまで95試合で打率2割7分6厘、60打点、リーグトップの32本塁打をマーク。この日行われるホームランダービーは、「現行のルールだとなかなか厳しいので、今のところチャンスはないかな」と不参加。本塁打競争は体力面などの問題から21年に1度出場しただけでその後は参加していない。

 オールスターは21年から5年連続5度目の出場となる大谷。ナ・リーグ指名打者部門でリーグ最多の396万7668票を集めて選出され、5年連続のスタメン出場が決まった。初選出から3年間は毎年2打席に立ち、安打はエンゼルス時代の22年にカーショー(ドジャース)からマークした中前安打の1本。

6打席で4打数1安打、2四球だった。だが、レンジャーズの本拠地・テキサス州アーリントンで行われた昨年は両軍無得点の3回無死一、二塁で迎えた第2打席に、レッドソックス右腕のホークから3ラン。日本人選手のオールスターでの本塁打は07年のイチロー(マリナーズ)以来17年ぶり2本目だったが、ランニングホームランだったため、柵越えアーチは初めてだった。

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