ドジャース・大谷翔平投手(31)が14日(日本時間15日)、15日(同16日)にブレーブスの本拠地・トゥルイストパーク(米ジョージア州アトランタ)で行われるオールスター戦に「1番・DH」で先発出場することが発表された。この日は前日の恒例行事となっている各選手の個別取材に登場した。

 23年9月の右肘手術などから今年6月には投手として電撃復帰。5試合で最長3イニングと試合の中でイニングを伸ばしていく“リハビリ中”ではあるが、2年ぶりの二刀流で再び世界を驚かせている。「(打席より)マウンドの方がいる時間は長いので、より重要な局面を迎える場面も多い。マウンドにいる時の方が熱くなる瞬間が長いと思います」と心境を明かした。

 ドジャース2年目となる今季はここまで95試合で打率2割7分6厘、60打点、リーグトップの32本塁打をマーク。オールスターは21年から5年連続5度目の出場で、今年はナ・リーグ指名打者部門でリーグ最多の396万7668票を獲得し、5年連続の先発出場が決まった。昨年はレンジャーズの本拠地・テキサス州アーリントンでの一戦で、両軍無得点の3回無死一、二塁で迎えた第2打席にレッドソックス右腕のホークから3ラン。日本人選手のオールスターでの本塁打は07年のイチロー(マリナーズ)以来17年ぶり2本目だったが、イチローはランニングホームランだったため、サク越えアーチは初めての快挙だった。

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