オールスター9度目の出場となったドジャースのフレディ・フリーマン内野手(35)が14日(日本時間15日)、パパとなって初めてのオールスターを迎えた同僚の大谷翔平投手(31)に、“子連れ球宴”のススメを説いた。
この日行われた会見では、長男・チャーリー君(8)が横に座っていたフリーマンは「彼は7年連続出場だ」と目を細め、「僕にとってオールスターはファミリー・イベントでもある。
球宴初出場だった2013年は、まだ独身だったフリーマン。球宴の常連プレーヤーとなる中で、結婚し、父となり、家族が増えた。新米パパとなった大谷にも、先輩パパとして、その“旅路”を勧めた。
「そうだね。それは、素晴らしいことだから。僕もこの先、そう長くはないから、出来るだけ家族の思い出を作りたいと思っている。彼(大谷)は4月に娘を授かった。(赤ちゃんがいて)大変な時だけど、それでも、今も、地球上で最高のプレーヤーだ。彼のプレーを見ることは毎日楽しい。
2022年にドジャーズに移籍。この日、4年ぶりにホームのクラブハウスに赴き、「12年という長い時間を過ごした場所。スタッフと話したり、色々見て回った」と、感傷にふけった。試合は「4番・一塁」で先発する。選手紹介では、古巣のファンから人一倍大きな拍手が贈られるはずだ。(一村 順子)