◆米マイナー ルーキーリーグ ACLマリナーズ―ACLアスレチックス(14日、米アリゾナ州ピオリア=ピオリア・スポーツ・コンプレックス)

 ACLアスレチックスに所属する森井翔太郎内野手(18)が14日(日本時間15日)、ルーキーリーグの敵地ACLマリナーズ戦に「1番・遊撃」で先発出場し、2試合連続の長打をマークした。

 1―7の5回無死一塁から相手右腕の甘く入った初球90・6マイルの直球を捉えると、無料開放でも観客わずか10人で静まりかえった球場に快音が響き、中越え二塁打となった。

一走はホームまで到達したが、打球がフェンスを越えたため、球場ルールでエンタイトル二塁打が適用され、適時打とはならなかった。

 森井は試合前時点で34試合に出場し、115打数30安打2本塁打、20打点で打率2割6分1厘をマーク。「甘い球が来たら打つというところをずっと意識している」と話していた18歳が、好調をキープしている。

 東京・桐朋高では通算45本塁打&最速153キロを誇り、近日中に投手としても本格的に始動する森井。まずは野手専念で、24日(同25日)の本拠地ACLカブス戦で最終戦を迎えるACL(アリゾナ・コンプレックス・リーグ)を駆け抜ける。

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