6月3日に89歳で亡くなった巨人の長嶋茂雄さんを追悼する特別展示「背番号3は永久に」が、東京・文京区の野球殿堂博物館で開催されている。先週末は隣接する東京ドームで試合は行われなかったが、「明らかに、この展示目的で来場された年配の方が多かった」と、庄司正信館長は関心の高さを明かす。

 長嶋さんの特別展は2001年の監督勇退、18年のプロ入り60周年に次ぐ3回目。現役、監督、日本代表の3番ユニホームをはじめ、東京六大学リーグの新記録を達成した通算8号本塁打のバットや59年の天覧試合サヨナラ本塁打のバット、引退試合で使用したグラブやサイン入り写真パネルなど、さまざまな団体、個人から寄せられた89点が展示されている。

 特別展示は8月31日まで(8月25日のみ休館)で、博物館の入館料で見学できる。期間終了後も、常設展示の一部に長嶋さんのコーナーを設けることを検討しているという。

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