智弁和歌山高出身で、米ハワイ大の武元一輝投手(21)が14日(日本時間15日)、MLBドラフトでアスレチックスから19巡目(全体560位)で指名を受けた。

 現地メディアの取材に応じた武元は「とてもうれしいです。

家族、コーチ、みんなにありがとうと言いたいです。ハワイは今や私の第二の故郷のようなものです。コーチたちも選手たちも、いくつもの会社も、みんな私を支えてくれています。だから全てに感謝したいです」と英語で話した。「プロ入り後の旅を始める準備はできているか」と聞かれると「準備はできています。これからも努力を続けて、この旅を最高の形で終えたいです」と答えた。

 智弁和歌山高では通算20本塁打を放ち、21、22年夏の甲子園に出場。21年には全国制覇を果たした。ハワイ大進学後、今季は全米大学体育協会(NCAA)で14試合に先発し、2勝6敗、防御率6・82。67回1/3を投げて57奪三振。打者としては45試合で打率2割5分6厘、1本塁打、21打点の二刀流選手だ。

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