◆第107回全国高校野球選手権埼玉大会 ▽3回戦 滑川総合4―1浦和学院(15日・UDトラックス上尾)
春夏計26度の甲子園出場を誇る埼玉の強豪・浦和学院が3回戦で滑川総合に1―4で敗れ、夏の聖地行きはならなかった。
相手を上回る11安打を放ったが、決定打に欠けた。
「夏が終わってしまったんだな、と。(昨年の)秋に負けてから、みな一生懸命にやってきた。何も届かなくて、悔しいというより申し訳ない思いです」と浦和学院の西田瞬主将(3年)。試合後、保護者や関係者へのあいさつを終えると、森大監督は涙を流しながら西田を抱きしめ、主将としての頑張りをねぎらっていた。
浦和学院は強打を武器に今春の埼玉大会を制覇。夏も優勝候補の筆頭とみられていた。