◆第107回全国高校野球選手権兵庫大会▽3回戦 東洋大姫路7―4洲本(15日・姫路ウインク)
東洋大姫路が洲本に7―4で逆転勝利した。3回に失策と3つの四死球を含む、打者一巡の猛攻で4点を失うが、3回2死満塁からエース・木下鷹大(3年)が登板。
打っては5番白鳥翔哉真(ひやま)左翼手が5打数4安打1打点、6番見村昊成右翼手(ともに3年)が6回2死二塁で決勝点となる右前適時打を放ち、打線の軸となった。岡田監督も「打つ方は順調に来ている。練習を見て今日は5番、6番を入れ替えて正解だった」と、ほほえんだ。
センバツ1回戦の壱岐(長崎)戦で右肘じん帯を故障した阪下漣投手(3年)については「プラン的には(マウンドに立つまで)もうちょっと。どこまで打者相手に投げて(いけるか)」と、ブルペン投球を再開した阪下について言及。だが、この日の試合に関しては「情けない。(木下以外の)他の投手が頑張らないと勝てない」と、投手陣へ発破をかけた。