【高校野球】金足農がエース・吉田大輝の熱投で準々決勝進出「低めに球を集めることができた」…兄はオリックス・吉田輝星
秋田中央との３回戦に先発し、８回３安打２失点の好投を見せた金足農・吉田大輝（カメラ・北村　優衣） 画像（1枚）

◆第１０７回全国高校野球選手権秋田大会　▽３回戦　金足農７―２秋田中央（１５日・さきがけ八橋）

　昨年夏の優勝校・金足農が秋田中央との３回戦に勝利し、準々決勝進出を決めた。先発した金足農のエースでオリックス・吉田輝星の弟・大輝（３年）は８回を投げ切り３安打２失点。

１０３球の熱投でチームを勝利に導いた。

　「甘いところに投げたら持っていかれる印象が強かった。低めに球を集めることができたのでよかった」。前回の由利戦では初回から安打や死球でランナーを出したが、この日は３者凡退で順調な立ち上がり。「練習から低めを意識して、キャッチャーにも低めに構えてやってもらったり、ブルペンでのピッチングの球数を多くしたりと工夫した」。

　不安定な立ち上がりを克服するために前回登板から修正を重ね、課題をクリアした。８回まで被安打を３に抑え、２失点（自責１）の好投でマウンドを降りた。

　準々決勝は１８日の秋田西戦。金足農史上初の２連覇を目指し、頂点へ突き進む。

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