◆パ・リーグ オリックス―楽天(15日・京セラドーム大阪)
侍ジャパンの井端弘和監督が、オリックス―楽天戦(京セラドーム大阪)を視察し、オリックスから太田、紅林ら、楽天から宗山らの名前を挙げて11月15、16日の強化試合・韓国戦(東京ドーム)、来年3月の第6回WBCに向けた期待を語った。
紅林は昨秋のプレミア12、太田は今春の強化試合・オランダ戦(京セラドーム大阪)に招集。
また、今春の強化試合に先発したオリックスの宮城については「もうあのクラスですから、どうこうっていうところはなく。当然その位置付け(WBCで左腕の一角)でいますし、本人も今のところ体はいいっていうことなので、このまま行ってくれれば」と期待。今季すでに8勝の曽谷についても「春(の強化試合)呼んでみてやっぱり素晴らしい。オリックスさんでは先発をやっていますけど、左の中継ぎということを考えても、独特のスライダーもある」と評価した。
一方、楽天では昨秋のプレミア12に出場した村林に注目。15日の試合前時点で両リーグトップの打率3割2分3厘をマークしており「非常にいい活躍をしていると思いますし、元々はショートだけど、サードだったり他のポジションも経験あるので、非常に楽しみ」とコメントした。
また、明大4年時の24年春、欧州代表戦(強化試合)に招集した新人・宗山に関しては「学生の時に、本当に可能性があるから呼んだわけで、後半の活躍を踏まえていけば、まだまだ十分にチャンスがある」と、引き続き見守っていく姿勢をのぞかせた。