◆第107回全国高校野球選手権北北海道大会 ▽準々決勝 帯広大谷13―10旭川明成=延長11回タイブレーク=(15日・旭川スタルヒン)
12年ぶりの夏の甲子園出場を目指す帯広大谷が、延長11回タイブレークの末に旭川明成に勝利。両チーム合わせて30安打、試合時間3時間3分の激闘を制し、準優勝した2021年以来の準決勝進出を決めた。
帯広大谷は、1点ビハインドで迎えた土壇場の9回に9番・野坂奏聖三塁手(3年)のスクイズで同点に追いついた。タイブレークに突入した延長10回に両チームが2点ずつを取り合うと、11回に相手の失策、犠飛などで4点を勝ち越して逃げ切った。
4強が出そろい、2年ぶりにエスコンフィールド北海道で開催される21日の準決勝は、士別翔雲―白樺学園、旭川志峯―帯広大谷のカードで行われる。