ドジャース・大谷翔平投手(31)が15日(日本時間16日午前9時)に米ジョージア州アトランタで行われるオールスター前日の14日(同15日)、恒例行事の囲み取材に応じ、家族から二刀流まで、約16分間、自身の思いを語った。5年連続5度目の球宴はナ・リーグの「1番・DH」で先発するが、当日は妻・真美子さん(28)と、4月に生まれた長女も来場。
◆大谷に聞く
―二刀流をする中で熱く感じる瞬間は。
「マウンドの方が、いる時間、プレーする時間は長いので、より重要な局面を迎える場面も多いですし、マウンドにいる時が、どちらかというと熱くなる瞬間が長いと思う」
―ポストシーズンに向けて。
「チーム全体として、ポストシーズンを見据えている。自分もそこに投手としてはアプローチしたい」
―プレッシャーをどう力に変えているのか。
「若い頃というか、もっと何年も前の方が、そういうのも感じていた。今は何回も手術したりとか、本当にこういうところでプレーできるだけで、ありがたい。まずは何ごともなく無事に試合を終えて、今日を終えられたことに関してよかったという気持ちの方が強い」
―球宴で楽しみにしていることは。
「対戦ももちろんそうですけど、クラブハウスを共有したりすることもまずないと思うので、いろんな選手と会話して、この選手はこういう人だなと知るだけでも新しい発見で面白い」
―本塁打競争は現行では出場が厳しいと言っていたがどういうルールだったら出たいのか。
「スイング数もそうですし、飛距離に逆にフォーカスして、重点を置いても個人的には面白いかなと思う」
―今年もデコピン始球式がありそうか?
「去年はボブルヘッドデーがあったので今年は分からないですけど、いろいろできることももっと増えているので(笑)」
―球宴の中での楽しみは。
「自分よりも下の世代の人たちのプレーにも刺激を受けるので、そこを見るのも楽しみ」
―二刀流の選手が球宴に選ばれていないことは。
「自分以外で見てみたいなというのは思いますし、それはこれからなのかなとも思っているので。
―二刀流はずっと続けるつもりか。
「どちらか一つでやっていたとしてもどこまでできるかは分からないので、もちろん長く続けたい」
―モデルになりたいか。
「いや…、野球選手として頑張りたいなと思っています(苦笑)」