入団テストから支配下選手契約を結んだ巨人の乙坂智外野手(31)が16日の練習試合・日本通運戦(G球場)で加入後初実戦に臨む見通しとなった。15日はG球場で行われた3軍練習に参加。

フリー打撃や外野ノックなどで調整し、全体メニュー消化後には個別でマシン打撃を実施して振り込んだ。“デビュー戦”に向けて走攻守で準備を整えた。

 新背番号54は、21年までDeNAでプレー。その後はメキシコ、ベネズエラ、米独立リーグなどを転々とし、今年5月にはマリナーズとマイナー契約を結んだが、現地6月28日に自由契約となっていた。実戦からは2週間以上遠ざかるものの、継続して体を動かしており、13日の入団会見では「すぐ試合に出られる状態。2、3試合すればマックスの状態になる」と見据えていた。現在、1軍の外野は丸以外、レギュラーが固まっていない。競争に割って入るべくアピールを始める。

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