15日に先発予定だった巨人の西舘勇陽投手(23)は、17日のヤクルト戦に先発することが決まった。試合が中止となり「そこにしか来られないファンの人もいると思うので非常に残念」としながらも「スライドしたのを言い訳にしないで、ちゃんと試合を作ること。
ヤクルト打線は現在、主砲の村上、サンタナを欠いている。その中でも注意したいのがオスナだ。打率は2割5分9厘も、得点圏打率は3割6厘と勝負強さを見せる。「中軸の前にランナーを出さないように。一発を打たれて大量失点が一番怖い。いいバッターの前でちゃんと切っていけるように」と警戒した。
この日はブルペン入りし約30球を投げ込んだ。「流れとしては(いつもと)一緒なのでそこは気にせず」と、スライド登板にも平常心を強調。19日から行われる首位・阪神との3連戦に向け、チームを勢いづける。