◆JERAセ・リーグ 広島0―1DeNA(15日・マツダスタジアム)

 広島は、今季13度目の完封負けで今季2度目でワーストタイの7連敗。新井政権3年目でワースト更新の借金5に膨らんだ。

床田が7回まで無失点も、8回1死から桑原に痛恨被弾。打線は直後の8回は2死満塁、9回は2死二、三塁のサヨナラ機を逃した。リーグ戦再開後は16試合連続の3得点以下。1954、59年の球団ワーストの17試合まで1に迫り、歴史的貧打が深刻だ。

 新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。

 ―終盤にチャンスをつくったが

 「そうやね。まあでも、後からいった大盛にしても羽月にしても、よくああいう場面で思い切ってスタートを切ってくれたし、大盛はヒットもね。あともうちょっと、というところかな」

 ―8回無失点の好投を許したDeNA・東投手に対して早いカウントから仕掛けていた

 「やっぱりいいピッチャーだから、なかなか追い込まれるとキツイということで。ヒット以上に捉えた当たりもあったんたんだけど、やっぱりいいところに投げているよね。コース負けしているかな。小園にしてもモンティーにしても(中村)奨成の1打席目もそうかな。いい感じで振れてはいるんだけど、いいところに投げられているから、コース負けしたかなという感じかな」

 ―我慢比べのような展開で床田投手が

 「ナイスピッチングだったね。

ボールの力もあったし。何とか勝ちを付けてあげたかったんだけどね。また次、期待しています」

 ―厳しい試合が続くが、一戦一戦

 「うん、もちろん。また明日頑張ります、はい」

 ―床田投手の8回続投について

 「当然、当然。それはもう、相手のエースと投げ合っているんだからね。あのホームランも、あれをホームランにされたらしょうがないという高さ。風もフォローが吹いていたし、若干ね。あそこはもう失投でも何でもないし、あそこの高さをホームランにされたら、それはしょうがない」

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