◆JERAセ・リーグ 阪神2―3中日=延長11回=(15日・甲子園)

 中日は、ボスラーが勝ち越しの適時二塁打を放ち、今季最長タイの5連勝を飾った。

 延長11回の1死二塁で、阪神・島本の142キロ低め直球を左中間へ。

二塁走者の代走・尾田が生還し、勝ち越しに成功した。

 ボスラーは、サヨナラ打を放った13日の広島戦(バンテリンドーム)に続いて、2戦連続の決勝打。これで6試合連続安打と好調の助っ人に、井上監督は「頼りになる。あいつがどういう風な形で残りの試合、ドラゴンズが勝つためのピースとして貢献してくれるかってのは分かっている」と信頼を厚くした。

 昨季10敗1分けと苦戦した“鬼門”の甲子園で、今季2勝目を挙げた。それでも、指揮官は「5連勝だから、わ~いわ~いっていうわけは、全くない」と冷静。「(借金6を)1つ1つ返して、早く(勝率)5割に近づいていくことだけを考えていく」と、次戦を見据えた。

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